2歳の誕生プレゼントに!コントロールバー付き三輪車でお散歩も楽々。「GLOBBER エヴォコンフォート TF-28375」

子供の誕生日プレゼントに何を買おうか悩まれている親御さんにおすすめ。子供と近所のお散歩をするのが楽になる「エヴォコンフォート」の使い心地をレポートします。

よりみち大好き。3歩進んで立ち止まる息子にプレゼント

足腰もだいぶ強くなってお散歩が大好きになったもうすぐ2歳の息子。抱っこ紐も卒業し、近所へのお出かけは手をつないで行けるようになりました。喜ばしいことなんですが、徒歩5分で着くはずの場所も息子のよりみちに付き合いながら行くと1時間かかるなんてことも。
あまり時間がない時や、大通り沿いなど交通量の多い場所を通るときのために、安全かつ迅速に息子を運ぶためのコントロールバー付き三輪車を購入しました。

3つのスタイルで利用できるので成長に合わせて長く使える
「GLOBBER エヴォコンフォート TF-28375」

たくさんある三輪車から誕生日プレゼントに選んだのが「GLOBBER エヴォコンフォート TF-28375」です。
決めてはシンプルなデザインと成長に合わせて3つのスタイルで利用できる点でした。
手押し走行は引っかかりもなくスムーズで息子も楽しそうに乗車してくれました。車体は軽く、お母さんでも片手で持ち上げられるほど。操作も楽ちんです。ハンドルを取り外せば自転車の前カゴに入れて公園まで運ぶことも出来ます。
少し気になったのは曲がる時。息子の身体を車体ごと左右に倒さなくては曲がれす、毎回バイクレーサーのように。息子はキャッキャと楽しんでいますが、ちょっと怖いので、前輪を支点に後輪を持ち上げて曲がるようにしています。
これから成長に合わせてスタイルを変えて楽しめそうです。

大容量のカゴ付きで、ちょっとしたお買い物に便利
「アイデス カーゴ 三輪車」

徒歩5分の場所にある奥さんの実家。おじいちゃんおばあちゃんにも息子を度々預かってもらっているのですが、コチラでも移動用にコントロールバー付き三輪車を購入してもらいました。
「アイデス カーゴ 三輪車」は車体後部に2リットルのペットボトルが4本入る大容量のカゴを搭載していて、スーパーで買った夕食の材料を一緒に運べます。
三輪車なので息子がペダルを漕いで進むことも出来ますし、親が手押しで進むことも出来ます。その際、足が巻き込まれないためのロック&フリー機能が付いていて、つまみを回す事により、前輪とペダルの連結を切り替えることができます。
車体は若干重いですが、その分安定感があります。コントロールバーが前輪と連動しているので、握り手をヒネるだけでカンタンに方向転換が出来ます。
座面が広いので長時間でも疲れること無く乗っています。

子供の成長に合わせてスタイルを選べる三輪車。よりみちせずに一緒に歩けるようになるまでのつなぎとして購入するのもアリだと思います。

子供とのお出かけは間仕切りできて荷物が整理され取り出し易いカメラバッグが便利。「ODCDP02BK」「CL58068」

子連れでお出かけ時の荷物をスッキリさせたい! そんな親御さんにはカメラバッグがおすすめです。

バッグ内で混ざった荷物をゴソゴソ。必要なものをサッと取り出したい。

夏になりお出かけが楽しい季節になりました。
冬場に比べると荷物は少ないとはいえ、子連れのお出かけはあれやこれやと必要になるものです。荷物をつめ込んだバッグはパンパンになり、必要なものを取り出すのに中身をゴソゴソと探さなくてはならず一苦労します。
また水遊びで濡れた物や、使用済みおむつ等の汚れ物を同じバッグにいれるのは抵抗がありますよね。
「ストレスなく必要なものをサッと取り出したい」「濡れた物や汚れ物を分別したい」そんな悩みを解決してくれるのが「カメラバッグ」です。

カメラバッグはカメラ本体やレンズを取り出し易く収納できるよう考えられたバッグです。バッグ内で部品が接触し傷つかないように間仕切りできるようになっているのが特徴です。ある程度の重さを想定して作られているので、かた紐などの作りが頑丈にできています。
まさに「子連れバッグのニーズ」をすべて満たしてくれるバッグなのです。

普段使い用なら「OUTDOOR カメラリュック ODCDP02BK」

ちょっとしたおでかけの場合は容量12リットルの「OUTDOOR カメラリュック ODCDP02BK」がおすすめです。
バッグの中身を3部屋に間仕切れて、それぞれの出し入れ口が備わっている優れものです。最近流行りのがま口タイプで出し入れも楽ちん。
頻繁に出し入れするものを上段に入れて汚れ物等は下段に入れるなど、自分にあった使い方ができます。
13インチのパソコンを収納することもできるので、僕は上段にお弁当箱、下段に折畳傘などを入れて通勤用バッグとして普段使いもしています。

1泊旅行ならこれ1つで十分「Incase カメラバッグ CL58068」

一泊旅行にお出かけの場合は容量26リットルの「Incase カメラバッグ CL58068」がおすすめです。
家族3人分の荷物はこれ一つあれば収納できます。スーツケースの様に背面がガバっと開くので衣類を限界までつめ込み易く、間仕切りを使って上部にスペースを作れば、表面上部のポケットから簡単に取り出すことができます。Apple社公認のバッグなので使い勝手は抜群。背負ったときのフィット感が違います。子連れで遠出する疲労感を軽減してくれます。このバッグも通勤用として使えます。ちょっと荷物が多いときや出張時には重宝するバッグです。

普段使いにも便利なカメラバッグ。ひとつ持っておくと大変重宝するのでおすすめです。

天麩羅なかがわでランチコースを堪能。 「伝説の職人」を受け継ぐ店主の江戸前の味

結婚記念日に夫婦でちょっと贅沢なランチをと、築地の「天麩羅なかがわ」へ訪れました。

「プロフェッショナルの流儀」でも紹介された「伝説の職人」のもとで修行したというご主人が、お一人でやられている完全予約制のお店です。

暖簾を潜ると油の香りが食欲をそそります。
カウンター8席とテーブル席2席。最大16名程で一杯になる店内。カウンターは満席だったのでテーブル席でしたが、ご主人の調理を拝見できました。
職人さんの仕事は見ているだけでお腹が鳴ってきます。

今回は松コースを注文。

まずは海老から。言うまでもなくサクプリです

海老の頭。初めていただきましたが濃厚でした

鱚(キス)

谷中生姜とスミ烏賊

女鯒(メゴチ)

穴子

旬野菜

最後は天丼か天茶を選べます

アラカルトで鮑、白子、雲丹の大葉巻きも食べたかったのですが、お腹がいっぱいで今回は断念。次回はディナーで訪れてみたいです。
カードは使えないので現金を用意して下さい。

多摩川クラシコ、チェルシー戦に勝利! 改めて感じた鬼木フロンターレのポゼッションサッカーの魅力

川崎フロンターレの試合を観たことのない方に楽しさを伝えるべく、鬼木フロンターレの魅力を改めて考察してみた。

「ボールを奪われない技術」

鬼木フロンターレのサッカーの魅力は大きく分けて「3つの技術」で構成されている。
まずは「ボールを奪われない技術」。フロンターレにはボールを保持する技術に長けた選手がたくさんいる。風間監督時代から「止めて蹴る」を突き詰めてきたフロンターレのパス回しは、常に相手の動きの裏へとボールを動かしゲームの主導権を握る。相手が奪おうと掛けてくるプレスをスルリと躱す様は観ていて痛快。特に注目すべきは大島遼太と家長昭博。この二人にボールが渡るとまず奪われることがない。彼らが相手選手をどうやってあしらい、ボールを保持するのかは見所のひとつだ。

「敵陣を崩しゴールを奪う技術」

2つ目は「敵陣を崩しゴールを奪う技術」
Jリーグ連覇を果してから、フロンターレ相手に自陣で守備を固めスペースを潰す戦い方をするチームが増えた。ポゼションサッカーで陥りがちなのが「ボールを持たされている状態」が続くこと。如何に敵陣を崩しゴールを奪うかもフロンターレ観戦見所の1つだ。
ただ闇雲にボールを動かすのではなく、パスで相手を動かし、出来たギャップから敵陣を攻略するには、技術だけでなくイマジネーションが要求される。昨年のホーム神戸戦の大島遼太が決めたゴールはまさにイマジネーションをチーム全体で具現化したものだ。フィールドプレーヤー10人で計34本のパスをつなぎ奪ったゴールは昨シーズンのベストゴールに選ばれた。ゴール自体も素晴らしいのだが、そこに至るまでのプロセス自体が観客を魅了する。

「ボールを奪う技術」

そして鬼木フロンターレに不可欠な最後の要素であり一番重要なのが「ボールを奪う技術」。具体的に言うと「取りどころの共通認識」と「ハードワーク」だ。
どれだけ能力の高い選手を集めたとしてもサッカーという競技において個人の力だけで相手ボールを奪取するのは不可能に近い。必ずチームの連動が必要になる。「どこで」「どうやって」「どのタイミングで」ボールを奪取するのか。「取りどころの共通認識」がチーム全体でできていなくてはならない。そして「共通認識」を実行するためには、選手全員の「ハードワーク」が必要不可欠になる。連動したプレス、ボールを失った瞬間の攻守の切替、誰一人サボること無く走り続ける。そんなフロンターレの「ボールを奪う技術」がよく分かるシーンが多摩川クラシコであった。後半69分の3得点目だ。

ソンリョンのゴールキックに小林悠がせり勝ち、こぼれ球を憲剛がフリック。相手最終ラインの裏を獲った齋藤学がキーパーと1対1に。欲を言えばここでゴールして欲しかったが、林のビッグセーブでボールは森重に。テレビ観戦していたサポーター全員が天を仰いで悔しがったことだろう。しかしその刹那画面左から白いユニフォームが二人フレームインしてきた。小林悠と阿部浩之だ。彼らはここで奪えるという共通認識の基、足を止めることなく詰めていた。見事ボールを奪取すると数本のパス交換で相手を翻弄し、足が止まったところで芸術的シュート。見事なゴールを奪ってみせた。そしてこのダメ押し弾で、残り20分を残し、相手の戦意をほぼ断ち切ったのだ。

ボールを失っても直ぐに奪い返し、華麗なコンビネーションや個人技でゴールを奪い、90分間ゲームを掌握し相手の戦意を喪失させ、圧倒的に勝利する。それが鬼木フロンターレの魅力だ。
夏に”走りきれるチーム”が優勝するのがJリーグ。川崎はそうやってリーグを連覇した。鬼木フロンターレの三連覇は「走りきった」その先に待っている。



子連れ旅行/宮古島編03 宮古そばと宮古牛を堪能! 子連れ旅でも気軽に行ける宮古島の飲食店をご紹介

レストラン「コーラルブルー」

今回我が家は「アラマンダ インギャーコーラルヴィレッジ」に宿泊しました。「コーラルブルー」はヴィレッジ内にあるビュッフェレストランです。朝食は毎日ここでした。島の食材を使った豊富なメニューが並ぶので、まったく飽きなかったです。ディナービュッフェもあり、シェフがその場で調理するライブキッチンなどもあります。1人4,000円ほどでいただけます。


シギラビーチ フードコート

「シギラビーチ」で遊んだ後にお腹が空いたのでビーチハウスそばにあるフードコートで昼食を取りました。2019年にできたばかりのお店で宮古そばやガパオライスなどの軽食が食べられます。店内は明るく爽やかな南国テイスト。リゾート価格ですが息子は冷やしそうめんがお気に入りでした。


炭火焼肉 琉宮苑

シギラリゾート内にある、宮古和牛がいただける焼肉店。店内は綺麗で広く、各席が個室になるので子連れでも安心。お得なコースも数種類あります。タン塩、ハラミ、セセリ、宮古和牛5種盛り、石焼きビビンバを注文。宮古牛は柔らかく脂も乗っていて美味しかったです。


南風(ぱいかじ)屋台村

屋台風の屋外フードコートです。家族連れが多く賑やかな雰囲気。20時以降は隣接するライブハウスから宮古民謡などの生演奏が聞こえてきます。メニューは豊富で宮古そばや各種チャンプルー、宮古牛も食べられます。

丸吉食堂

1961年から営業している宮古そばの老舗です。地元の食堂と言った感じの落ち着く店内。ソーキそばとてびちそばを注文。ボリューム満点で盛られているソーキとてびちはとろっとろ。宮古そばのお店は何件かありますが、市街からちょっと離れたこちらのお店はおすすめです。食後サービスでいただける黒糖アイスが優しい味でほっこりします。


ホテルルーカス「LOCUS TABLE」

ホテルルーカス内にあるレストランです。店内からは平良港が望めるオーシャンビュー。天井が高くキッチンもオープンで開放感があります。
宮古の食材とこだわりのハーブ&スパイスを聞かせた料理はどれも美味しく価格もリーズナブルでした。


ブルーシールアイスクリーム

沖縄県を中心に全国で展開されているアイスクリーム店。都内でも販売店はよく見かけますが、テーブル席がある店舗ははじめて。宮古店はハンモック席も用意してありました。


A&W 宮古島空港内

最終日帰りのフライトを待っている間「宮古空港店」に行きました。沖縄のハンバーガーショップといえばココ。そしてA&Wといえばルートビア。はじめて飲みましたがやはり独特の味。不思議な爽快感があり、真夏に飲みたくなるドリンクです。

子連れ旅行/宮古島編02 ビーチはほぼ貸切状態! 子連れで楽しむ宮古島のおすすめスポットはここだ!

6月初旬に宮古島を訪れた我が家。3泊4日中、前半2日は晴れで後半2日は曇りと雨でした。子連れで訪れて楽しかったおすすめスポットをご紹介いたします。

まずは日本最南端の「宮古神社」で旅の安全をお参り

宮古空港に着いてレンタカーを借りたらまず訪れたいのが日本最南端の神社「宮古神社」です。パワースポットとして紹介されることも多いこの神社で旅行の安全と、滞在期間中の天気がよくなることをお祈りしましょう。駐車場も完備されていますし、街中にあるので近くのスーパーにちょっとした買い出しをするのにも便利です。ここらへんを歩いていると、やたら昼寝をしている猫を見ました。猫もゆったり暮らしているんですね。


日本最長の「伊良部大橋」はドライブに最適

宮古島と伊良部島を結ぶ「伊良部大橋」。2015年に開通し、無料で渡れる橋としては日本最長の3540mを誇る宮古島の代名詞といえるスポットです。今回の旅はここが見たくてレンタカーを借りたと言っても過言ではないほど。車内から見える360°オーシャンビューは素晴らしかったです。宮古島には他にも来間大橋と池間大橋があるのですがどちらも絶景スポットです。オープンカーで走ったら気分爽快間違いなしです。



伊良部島で特に美しい「渡口の浜」

伊良部島へ渡ってまず訪れたのが「渡口の浜」です。遠浅で透明な海と、美しくきめ細やかな砂が広がる白浜は、子供と安心して遊べるビーチスポットです。浜の入り口には「ブルータートル」というおしゃれなレストランがあり、ビーチを眺めながらゆっくりできます。モーターパラグライダーを楽しむ人もいて「南国リゾートに来たなー」と一気にテンションが上りました。



海底散歩でウミガメやニモに会える

2日目。天候に恵まれたこの日にまず訪れたのが博愛漁港にある半潜水式水中観光船「シースカイ博愛」です。半潜水式の船から水深25mの海中の世界を楽しめます。2歳の息子はまだ海に潜れないので、ここで宮古の綺麗な海を体感させることができました。宮古のサンゴ礁や色とりどりの熱帯魚はもちろん運が良ければウミガメも見ることができます。




高確率でウミガメと泳げる「シギラビーチ」

海中散歩を終えて向かったのが「シギラビーチ」です。ウミガメ発見情報が多数あるシュノーケリングに最適なスポットです。こちらも遠浅なので子連れでも安心です。僕はシュノーケリングを咥えると「オエッ!」っとなってしまうので、水中メガネだけで潜りましたが、水が透明なのであまり深くまで潜らなくても十分楽しめました。ビーチハウス、フードコートが数件あり1日中滞在できるビーチです。デッキチェアーを借りて南国リゾートを満喫しましょう。

無料ライブが楽しめる「琉球の風ライブステージ」

沖縄に来たら三線の生演奏は絶対に聞きたいですよね。毎日20時15分から沖縄民謡や三線、島唄などの無料ライブが行われている「琉球の風ライブステージ」。僕らが訪れた時は宮古民謡「綾美」が演奏していました。宮古で昔から歌い継がれている民謡は初めて聞くのになぜか懐かしい気持ちにさせてくれます。このエリアにはフードコートとお土産ショップも併設されているので、子供が飽きてしまうこともないです。息子はここでシーサーの麦わら帽子を気に入って購入しました。


子供はやっぱりプールとスライダーが大好き

3日目は曇り時々晴れ間でした。シギラリゾート内のホテルに宿泊している方は無料で利用できる屋内プール施設「リフレッシュパークプール」があると聞き早速訪問。昔県民プールだったらしく少し古くてやや薄暗い施設ですが、ウォータースラーダーもあり子どもたちには人気のスポットのようです。2歳になる息子もビーチよりプールのほうが楽しいらしくキャッキャとはしゃいでおりました。


海底の箱庭「インギャーマリンガーデン」

我々が宿泊したインギャーコーラルヴィレッジから遊歩道がのびていて徒歩で行ける「インギャーマリンガーデン」。天然の入り江の中にあるので子連れ海水浴にはピッタリの海浜公園です。波がほとんどなく天然のプールのようなので、波を怖がるお子さんにはちょうどいいです。周りは森に囲まれているので、静かな入江を散策するのも一興です。入江にかかるインギャー橋絶好の飛び込みスポットになっているようです。


東洋一の美しさといわれる「与那覇前浜ビーチ」

最終日はあいにくの雨模様。チェックアウトをして、飛行機までの間に「与那覇前浜ビーチ」へ行きました。全長約7キロにも及ぶ天然ビーチ。遠くに来間島と来間大橋を望む景色は雨模様でもとても綺麗でした。とにかく見渡す限り続く白浜は圧巻です。


宮古諸島のビーチ全てに言えることですが、とにかく砂が綺麗です。真っ白な極上のパウダーサンドは、踏んでいてとても気持ちよく、子供の砂遊びにはもってこいでした。遠浅の海は青のグラデーションがどこまでも見渡せます。波も穏やかで子供の海デビューにはおすすめです。シーズン前ということもあってどこのスポットもほとんど貸し切り状態で最高でした。また来年も是非行きたいです。

子連れ旅行/宮古島編01 シーズン直前!6月初旬の沖縄宮古島へ。アラマンダインギャーコーラルヴィレッジで3泊4日

数年前に小浜島リゾナーレへ行ってから南国リゾートホテルにハマってしまった私達夫婦。結婚出産を経て今年2歳になる息子と3人で再び南国リゾートへ。今回選んだのは宮古島。世界的にも美しさが認められているビーチでまったりする3泊4日の旅です。

台風のリスクを回避するため6月の沖縄を狙う

「家族で南国リゾートに行きたい!」計画を始めたのは昨年末でした。
息子も2歳になり、国内線やホテル代など旅費がかからない最後の夏。
ちょっと贅沢にリゾートホテルで3泊4日しようと夫婦で計画し始めました。
ここで悩むのが旅行の日程です。沖縄の夏といえば台風が頻発する季節。特にここ数年は大型台風が1シーズンに複数回発生し、飛行機が運休するなんてニュースもよく聞きます。けっして安くない旅費を台風で台無しにされてしまったら我が家はしばらく立ち直れなくなってしまいます(笑)。そこで台風の心配が少ないシーズン直前の6月初旬に行くことに。沖縄の梅雨は例年5月末には開けるようで、6月でも平均気温は30度を超えます。価格もシーズン中の約半額ほどとリーズナブルなのも魅力的でした。

いざ沖縄宮古島の「シギラリゾート」へ

宮古島を選んだのは美しいビーチが多いことと羽田からの直行便があるからです。
今回息子がはじめて飛行機に乗るので、できるだけ負担の少ない交通手段を選びました。出発当日は飛行機に乗ることが分かっているのかいないのか、とてもテンションの高い息子。羽田空港内のキッズエリアで大はしゃぎし、売店で購入したおにぎりをペロリとたいらげると、機内では爆睡。
3時間のフライトをゆったりと過ごせました。

沖縄に電車がないのは有名で、移動手段は車しかありません。
宮古空港のロビーは多くのレンタカー業者がお客さんをアテンドするためのプラカードを掲げて待っています。我が家も事前に予約していたレンタカーに乗り込み、「シギラリゾート」へ向かいました。

家族3人なら十分な広さ。ジャグジーヴィラ3泊4日

宿泊するのは「アラマンダ インギャーコーラルヴィレッジ」のジャグジーヴィラです。
2017年7月に開業したばかりでまだ新しいリゾートコテージです。
室内は窓が多く明るい空間。ロフトがあって天井が高いためとても開放的です。
ベッドルームが2つあり4名まで宿泊可能な部屋なので子連れ3人には十分な広さでした。




この部屋の売りはなんと言っても「ジャグジー」です。
テラスに併設されており、半露天のジャグジーはお酒を飲みながら南国を満喫できる仕様になっています。僕はここで1日過ごせると思いましたが、息子は泡と音が怖いらしく中々一緒に入ってくれませんでした。
アメニティも充実しており、全自動洗濯乾燥機も備え付けられいます。リゾートでは毎日水着を着たいので室内に乾燥機があるととても便利です。


客層の7割が子連れファミリー。安心のサービス

「アラマンダ インギャーコーラルヴィレッジ」を選んだのは子連れの宿泊客に優しいからでした。客層のほとんどが幼児連れのファミリーで朝食は毎朝賑やかでした。子連れ家族が多いと気を使わなくていいのでとても楽です。
朝食は施設内のレストラン「コーラルブルー」。ビュッフェ形式の朝食は品数が大変多く、3日間毎日でも飽きませんでした。
レストランからテラスへ出ると宿泊者専用のプールがあります。宮古島は綺麗なビーチがたくさんあるので、このプールを使用する方はあまりいないようでした。我々もシギラビーチへ行きたかったのですが、海を怖いがる息子が貸切状態のここがお気に入りでずっと入り浸っていました。
ほとんどの方が移動はレンタカーですが、リムジンバスも30分おきに出ているので、車のない方やお酒を飲みたい方には便利です。




施設名 アラマンダ インギャーコーラルヴィレッジ
住所 沖縄県宮古島市城辺友利542
電話 0980-77-8200

はじめての宮古島で宿泊に選んだ「アラマンダ インギャーコーラルヴィレッジ」は子連れに優しい大満足のリゾートホテルでした。

結婚指輪を夫婦で手作りしてみた!デートついでに行ける「鎌倉彫金工房」で自分好みの指輪を作ってみた

結婚が決まってまずやることといえば、「親族挨拶」と「結婚式の準備」そして「結婚指輪の購入」です。新生活に向けて何かとお金がかかるこの時期、結婚指輪どうしようかと夫婦で考えていました。そんな時に見つけたのが結婚指輪を手作りできるお店「鎌倉彫金工房」でした。

鎌倉駅徒歩5分。たくさんの幸せが詰まった工房

元々装飾品をあまり着けない私達夫婦。結婚指輪はほしいけれど、わざわざ高価なブランドのものを購入するのもなにか違う。そんな時に奥さんがネットで見つけたのがたった3時間でオリジナルの指輪を手作りできる「鎌倉彫金工房」でした。
素材や形状も自由に選べて価格もリーズナブル。何より「手作りの指輪」に既成品にはない温かみを感じました。鎌倉は自宅から1時間ほどで、夫婦で休日によく訪れているエリア。早速デートがてら行ってみることにしました。

工房内は木目調の落ち着いた雰囲気。丈夫そうな作業机が並べられ、数組のカップルが楽しそうに作業していました。「ここでたくさんのカップルが幸せな想い出を作ってきたんだろうなぁ」そんな気持ちにさせてくれる空間でした。

スタッフの方に丁寧な説明を受けながらサンプルを見せてもらい、素材と形状を相談しました。
指輪をほとんど着けない僕ら夫婦は、邪魔にならないようにできるだけ細い形状の指輪を選択。素材は温かみのある「金」にしました。奥さんは婚約指輪としてもう一つ。枠タイプのダイヤリングを作ることに。計3本の指輪を作ることに決め、制作日の予定を確認しました。
本来なら予約が埋まっていて土日作業の場合1ヶ月待ちはよくあるようなのですが、たまたま2週間後に1組キャンセルが出たらしく、そこに入れてもらうことができました。

丁寧なサポートで楽しみながら作れる。なごやかな3時間。

制作当日。天気にも恵まれワクワクしながら2週間ぶりに工房へ。
まず渡されたのは、針金ほどの細さの金棒。

これをガスバーナーで熱し柔らかくしながら輪状にしていきます。
はじめての作業に多少の緊張はありましたが、ガスバーナーはほとんど握っているだけで、スタッフの方が危険のないよう丁寧に操作してくれます。

続いて輪状になった金棒をゲージ棒にはめ、木槌で叩き整形していきます。これが結構難しく、細い金棒を正確に叩かないと思うよな形になってくれません。
僕は何度か自分の指を打ってしまいました。この工程も大部分をスタッフの方に手伝ってもらいなんとか完了。

最後はヤスリで艶が出るまで磨き上げれば完成です。

ダイヤやルビーなどの石を埋め込む作業と、内側の文字入れはスタッフが後日行ってくれます。この作業には2週間ほどかかるので完成次第郵送してもらうようにしました。埋め込みや文字入れを希望しない場合はそのまま持って帰ることも可能なようです。

作業時間の3時間。終始なごやかな雰囲気の工房内。スタッフの丁寧な接客とサポートからは「素敵な想い出を作ってもらいたい」という気持ちが伝わってきました。
ほとんどの作業を手伝ってもらいましたが、想いを込めて作った指輪はやっぱり特別な一品。大変満足な仕上がりの結婚指輪ができました。
作業後はランチと鎌倉散策。おしゃれでおいしいお店が多く並ぶエリアなので幸せな気持ちのまま午後を過ごせますよ。

制作料金は約110,000円ほどでした。金やプラチナの相場によって価格は多少変動しますが、高価な既成品よりも想いのこもった一品をお望みのカップルにはおすすめです。

リーグ第12節vs名古屋戦 3度目の「風間ダービー」90分間一瞬も目の離せない展開に

フロサポが絶対に負けたくない相手「風間グランパス」

風間監督がフロンターレを離れグランパスの指揮を取り始めて3年目。
J2だった1年目から「ボールを保持して主導権を握る」風間流サッカーを植え付けるべく種を蒔き、J1昇格を成し遂げたあともメンバーチェンジを繰り返しながら、その精度に磨きを掛け続けている。
名古屋グランパスは川崎フロンターレにとっていわば、同じ理想のサッカーを志す同一流派の弟弟子のようなものだ。だからこそフロンターレサポーターにしてみれば絶対に負けたくない相手なのだ。多摩川クラシコで毎年しのぎを削るFC東京よりもだ。

結果ドローもチームの完成度はグランパスのほうが高かった

昨シーズンの対戦は2戦2勝。フロンターレが差を見せつけ勝った。
風間監督が「目に見えないものに怯えている」と表現した通り、グランパスの選手はどこか自信を持てずにプレイしているようだった。「まだまだ完成度が違う」というのが当時の印象だ。
ところが今節である。
自信を手に入れたグランパスに昨年のような迷いは微塵も感じられなかった。
センターバックはラインをギリギリまで上げ、浅い守備陣形を保っていた。常に背後にスペースを作ることを恐れない戦術は、この試合に対する強い気持ちを印象づける。この陣形を成立させるにはシュミッチ、米本のダブルボランチの素早い守備が不可欠。フロンターレの裏を狙ったパスは何本かこの二人に阻止されていた。そして決定的な仕事が出来る前線のブラジル人トリオにボールを供給する。
90分を通して選手一人ひとりが自分のやるべきことを明確に理解し、チーム全体が連動していたのはグランパスだったように思う。

各ポジションのマッチアップが好ゲームを演出

両サイドバックが高い位置を取りコンパクトな陣形を維持する両チームの攻防は、フィールドプレイヤー20人がグラウンドの1/4ほどのスペースでプレイする展開が続く。テレビ画面にフィールドプレイヤー全員が収まり映り続けるゲームも珍しいと思う。
狭いエリアでの攻防は選手の技術、そしてチームの完成度が要求される。ちょっとしたタッチミス、判断の遅れが途端に大きなピンチを招く戦況で、選手の緊張感が観ているコチラにもヒシヒシと伝わってくる。
相手のプレッシャーの外し合い。攻守の切り替えの速さ。駆け引き。
ミラーゲームであるがゆえに各ポジションで激しく繰り返されるマッチアップに、一瞬も目を離せない展開はいわゆる「ずっと観てられる試合」だった。

1-1のドローで決着した今節。結局相手の守備を崩した得点は両チームともに生まれなかった。しかし試合終了と同時に起こった両サポーターからの拍手はこのゲームがいかに見ごたえのあるエンターテイメントだったかを証明した。



実家マンションの生前贈与による名義変更手続きを司法書士に頼まず自分でやってみた

両親が地方で戸建てを購入し隠居生活を開始して早数年。築40年の実家マンションは息子である僕が暮らしています。今回諸事情により、マンションを生前贈与という形で父親から譲り受けることに。そこでマンション登記の名義を父親から長男である自分へ変更する法務手続きを司法書士に依頼せず、自力でやってみました。

不動産の名義変更手続きは自分でできるのか?

本来であれば司法書士にお願いすれば滞りなくやってくれるのですが、最低でも8万円ほどの手数料が必要になります。この8万円を高いと思ってしまった僕は、どうにか自分でできないかと法務局へ相談に。すると法務局には相談窓口が用意されていて、ここで必要な提出書類の書き方をすべて教えてくれるということを知りました。
今回僕が行った手続きを覚書としてこちらに記そうと思います。

名義変更手続き前に確認しておかなくてはならないこと

贈与による名義変更手続きをする前に確認しておかなくてはならないことがいくつかありました。

● 登録免許税がかかる
手続きするにあたって法務局に支払う手数料です。書類提出時に収入印紙を購入して支払います。固定資産税評価額の2%が請求されます。 例)1000万円の場合は20万円

● 贈与税がかかる
固定資産税評価額に対しての贈与税が請求されます。これは個人の事情によって様々なので確認が必要です。
今回は「相続時精算課税」を選択しました。

● 不動産取得税がかかる
その名の通り不動産を取得したことによって発生する税金。地方税であり都道府県から請求されます。

● 固定資産税がかかる
年度毎に評価額の1.4%が請求されます。春先に届いてため息が出るアレです。

● 一度名義変更すると取り消しはできない
「変更したが予想以上の贈与税が発生したので取消したい」等は一切受け入れられないようなので注意が必要です。

不動産の名義変更手続きに必要なもの

手続きに必要なものを予め揃えておいます。贈与者である父親は地方に住んでいるので郵送してもらい、手続きは僕が一人で行いました。

受贈者(不動産をもらう方)
・住民票or戸籍の附票
・印鑑(認印でも可)
・本人確認できるもの

贈与者(不動産をあげる方)
・登記済権利証
・実印
・印鑑証明書(発行後3か月以内のもの)
・納税通知書or固定資産評価証明書(登記申請日時点の年度のもの)
・本人確認できるもの

現金(登録免許税を支払ための収入印紙代)

手続きの流れ

事前に必要な書類を揃えて法務局の相談窓口に予約
管轄によって違うとは思いますが、当日予約ができない相談窓口が多いようです。稀に空いている場合は予約無しでも対応してくれるようですが、前日予約しておいた方がよいでしょう。

1. 必要な書類に記入
申請書類は相談窓口の職員さんが用意してくれます。記入方法も説明してくれます。書類の作成は原則本人がしなくてはならないのですが、親切に説明していただけたので難しいことはありませんでした。

2. 登録免許税を支払う
評価額を基に職員さんが計算のやり方を教えてくれます。こちらも原則本人が計算し、相当額の収入印紙を購入します。そのため予め現金を用意しておく必要があります。

3. 受付に提出
購入した収入印紙を申請書類に貼付けて提出すればこの日の作業は終了です。受付で完了日を確認しましょう。

4. おおよそ2週間で手続き完了
不備なく進めば約2週間で名義変更は完了します。
僕の場合は登録免許税の計算が間違っていたらしく提出の3日後に「収入印紙が100円分不足している」との連絡が…。会社近くの郵便局で購入し郵送しました。
問題なく完了したら再び法務局へ行き、権利証と名義変更証明を受取ります。

まとめ

法務局の相談窓口はとても親切に手順を教えてくれるので、案外簡単に自分で手続きができました。ただ窓口で教えてくれるのは手続きのやり方や書類の書き方など事務的なことのみです。相続や贈与に関して「するべきか?しないべきか?」などの根本的な相談には一切答えてくれません。そういった助言が欲しい方は司法書士や税理士に依頼したほうが良いのかもしれません。
また今回自分で手続してみて思ったことは「税金が予想以上に高い!」ということ。生前贈与は、相続の5倍の登録免許税がかかるのには驚きました。

子連れ旅行/山形最上川編 ローカル線に揺られながら初春の最上川沿いの宿「紅」でのんびり1泊旅。

先日結婚した妹の祝儀返しがリンベルの「宿泊カタログギフト」でした。全国各都道府県の宿が載っていたのですが、どうせならあまり行く機会がなさそうなところへ行ってみようということに。夫婦共にあまり縁のない東北・山形県へ子連れ旅行にいってきました。

山形初上陸。ローカル線車窓からの田園風景を満喫

東京駅から山形新幹線つばさで3時間かけて終点の新庄駅へ。
新庄駅からはローカル線陸羽西線に乗車。最上川に沿って走っている陸羽西線は、車窓から田園風景が広がり、遠くにはまだ雪化粧が残る東北の山々が望めます。缶ビールを片手に、新庄駅で買った山形の郷土料理「しそ巻」を堪能しているとあっという間に目的地の「高屋駅」へ到着しました。




高屋駅は無人駅で、最上川舟下りの乗船場があります。「縁結びステーション」と呼ばれているらしく、ここから舟下りをすると縁起がよく多くのご利益があるそうです。
この日は予定が合わず残念ながら川下りはできませんでしたが、訪れた際はおすすめのスポットです。


自然の景色を楽しめるスポットが目白押し

最上川といえば、NHKの朝ドラ「おしん」の舞台になったことでも有名。
4月なのでもう雪は殆ど溶けていましたが、「この川をイカダで下っておしんは奉公先へいったんだなぁ」と勝手に感慨深くなってしまいました。

「白糸の滝」は日本の滝100選のひとつで、最上川に流れる最上48滝の中でも最大の落差120mにもおよびます。古い文学作品に登場する名所だけに、なんとも神秘的な感情に浸れるスポットです。

我々が宿泊したお宿から徒歩圏内には「幻想の森」というスポットがありました。樹齢千年を超える土湯杉郡がとても神秘的場所なのですが、山道を登って行かなくてはならず、子連れの我々は行くのを断念。宿近くにあった草薙神社でお参りをして宿にチェックインしました。

最上川沿いにある宿で郷土料理を堪能

今回宿泊したのは「高見屋 最上川別邸 紅」さん。
数年前にリニューアルしたようで施設内はとても綺麗でした。最上川沿いの立地を上手く利用していて、部屋からはもちろん大浴場や食堂からも川と山の風景が見渡せる作りになっていました。1階のテラスからは白糸の滝と川下りの屋形船も見え、ゆったりとした時間が過ごせます。大浴場には小さな露天風呂があるので川音を聞きながら入浴できます。

部屋は4階の和室ベッドタイプでした。窓からは最上川が望め四季ごとに多彩な景色が楽しめるとのこと。家族3人で泊まるには十分な広さでした。お隣もお子さんが2人いる家族連れでしたが、はしゃぐ声や鳴き声などは全く聞こえませんでした。防音がしっかりされているようで安心しました。

夕食は山形産の豚肉「米の娘豚」のしゃぶしゃぶや地野菜のバーニャカウダなど山形の郷土料理を堪能。朝食はハーフバイキング形式で「庄内風芋煮」をいただきました。

施設名 高見屋 最上川別邸 紅
住所 山形県最上郡戸沢村古口3058番地
電話 0234-57-2100

今回の旅は「知らない場所でゆったり過ごす」がテーマだったので、ほとんどの時間を宿でゴロゴロ過ごしました。はじめての山形でしたが目的も果たせて満足の一泊旅でした。

リーグ第11節vs清水戦 選手層の厚さが10年ぶりの5連勝を引き寄せた。

開幕から怪我人が出たり入ったりで、毎試合スタメンが変わるチーム状況の中、日本平で0−4の完封勝利を収めたフロンターレ。
前線からプレスを掛けペースを握ろうとするエスパルスになかなかリズムが掴めない前半だったが、セットプレーとカウンターで2得点を取る。
後半もディフェンスラインがズルズルと下がり高い位置を保てないままの展開が続いたが、大島のスーパーミドルが決まると余裕が出たのかパスが回り始める。終了間際のダメ押し弾で試合を締めくくった。

「中央を崩す」為の起点 脇坂泰斗

フロンターレユース出身の大卒2年目。同期入団の守田に大きく溝を開られていたが、前節初スタメンで2アシストと存在感を示した。
川崎のバンディエラ中村憲剛に「ハイスペックな潤滑油」と評される通り、動きながら敵陣の間に顔を出し、コンビネーションで味方を活かすプレーが脇坂の武器だ。
今節も様々な場面でパスを引き出し、前線へと繋ぐプレーを連発。セットプレーのキッカーも任され先制点の起点にもなった。本人は得意ではないというヘディングで奪った2点目はパスだけでなく自ら得点できることも証明した。三好・板倉・田中碧などユース出身の後輩が活躍する中、負けずにアピールし続けてほしい。

強靭な肉体で相手の攻撃を跳ね返す ジェジエウ

両サイドバックが高い位置を取り攻撃に参加するフロンターレにおいて、2センターバックはチームの生命線。フロンターレの連覇は2センターバックの安定なくしてあり得なかった。その一翼を担っていた奈良が長期離脱したのは大きな打撃だった。空いたセンターバックを埋めるべく抜擢されたのが今年新加入のジェジエウだ。
前節仙台戦でデビューし、能力の高さはアピールしていたが、今節最大の脅威だった相手FWドウグラスを完全に封じたとんでもないフィジカルに胸の高鳴りを感じたサポーターは多かったはず。相手に裏を取られてもカバーできるスピード。空中戦を完全に掌握するジャンプ力。大柄の相手にも負けない身体の強さ。
言葉の壁や新しい環境への順応で時間は要したが、とんでもないポテンシャルを秘めた選手が入団していたことに改めてフロントのマネージメント能力の高さを確信させられた。前半決定的なミスもあり安定感は今後の課題だが、谷口とも良好な関係が築けているようなので少しずつ良くなることに期待したい。ジェジエウに安定感が備われば鬼に金棒だ。

終了間際の大花火は今節のベストゴール

第3節のマリノス戦以降、リーグ戦のスタメンから外れていたレアンドロ・ダミアン。今節も正直チームにフィットしているとは言い難い状態だった。
元来、裏にスペースを見付けタイミングよく飛び出すような選手ではなく、フィジカルの強さを活かしたプレーを得意とする選手。2点目のきっかけとなったセンターラインから敵陣ペナルティーエリアへの独走はまさに彼の持ち味が出た場面だ。そして試合終了間際のスーパーゴール。
なかなか試合に出られない現状で「俺はこういうセンターフォワードだ!」という彼の強い主張だったのかもしれない。今後鬼木監督の采配が楽しみだ。



この試合を終え清水のヤンヨンソン監督が解任された。
エスパルスの攻撃にはバリエーションがあまりなく、90分通して失点する気は正直しなかった。しかし次節はそうはいかない。好調の風間グランパスとの対戦でフロンターレの真価がわかる。6連勝に期待したい。